【ポケモンSV】ランクマッチ総括記その3ー華姫とその親衛隊ー【S1最終1140位】

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今回、Yuto様(@yutopoke20)に構築記事を寄稿いただきました。

前書き

こんにちは。初めましての人は初めまして。Yutoです。ポケモンSVが発売されてから、もう1ヶ月半が経ちましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。そして初めてのランクマッチシーズン1を戦い抜いた皆様、お疲れ様です!今日は、自分が今期使っていた構築について紹介したいな、と思います。良かったら、最後まで読んでいただきますと、うれしいです!!あと、誤字脱字がありましても、そこはご容赦ください!!

自分の経歴

まず、初めてこれを読む人にとって、なんだこれ、って思う人がいるかもしれませんので、軽く自己紹介をしておきましょう。私はYutoという名前で普段はバイオレットでランクマッチの方をしています。剣盾のS28にランクマッチに参戦した、まだまだひよっ子のトレーナーです。実績はあまりありませんが、強いて挙げるなら、剣盾末期にあった公式大会『チャンピオンズリーグ』という約27000人規模も大会で最終217位をとりました、ぐらいです。前書きはこのくらいにして、そろそろ本題に入りましょう!!

構築紹介

TN Yuto 最高989位 最終1140位 早くレート教えてください(T-T)

構築解説

Ⅰ.フラージェス@オボンのみ 
タイプ:フェアリー テラスタイプ:炎

技構成 ムーンフォース・・・タイプ一致

    テラバースト・・・苦手は鋼打点

    こうごうせい・・・高速再生技

    めいそう・・・特殊を詰ませるために

努力値 H252B252余りC(実際はDorSに4振りした方が良かったかも)

性格 ずぶとい

特性 フラワーベール(どっちでもいい)

よくニンフィアと比較されてそのたびにニンフィアの劣化だの、シングル特性が死んでいるだの、と言われるかわいそうな姫。XYシーズンではまあまあ使われていたようだが、それ以降は全く使われず・・・あまつさえ剣盾には登場せず・・・つまり、このポケモンの扱いはかなり不遇であったのだ。

でも、SVに内定していた事が分かって、自分は初めてこの子とランクマッチに挑める、って思ったので、採用する形になった。特防があり得ないほど高く、あのホウオウ・ルギアと同じD種族値154を持っているのだ。ただ、欠点としては、物理耐久が悲しいほど貧弱であるのだ。B無振りだと、普通に確定2発とかはザラである。その欠点を克服すべく、努力値はHBに極振りしたのだ。(剣盾でいうと、物理耐久が若干不安なホウオウをHBで育てる、といった感覚に近い)そうする事で、半減くらいのポケモンなら、安心して繰り出せるし、特殊なら等倍でも、余裕で後出しが効くハイブリッド型の受け兼積みアタッカ-なのだ。そこに可能性を見出し、実際にランクマッチに出してみると、自分の想像以上に強かったのである。まず、環境上位にいるサザンドラ、ドラパルトに圧倒的に強くでれる点を評価したい。それだけでなく、光合成を採用する事でキョジオーンに積みながら圧をかけれるのも良かった点はある。(地割れは許さん)この点は比較対象のニンフィアには出来ない事だと思う。テラスタルを切る事で、あらゆる鋼ポケモンを起点に積む事も出来るのだ。あとは、積むと止まらないウルガモスも積み合戦に持って行き、打ち勝てるポイントも高評価であった。このポケモンだけで3タテした試合も多かった。ただ、シーズン終盤はほぼすべてのサーフゴーやロトムがトリックをしてこだわり系アイテムを押しつけてくるので、そこだけは対応を検討せざるを得ない。(メガネならまだしもスカーフはマジで使えん)あとは、シンプルにマリルリ、鉢巻カイリューの物理超火力コンビがしんどかった。ちなみに僕は今期370試合ほどこなしたが、自分以外にフラージェスを使っている人は誰もいませんでしたww


Ⅱ.コノヨザル@食べ残し
 タイプ:格闘・ゴースト テラスタイプ:ゴースト

技構成 ふんどのこぶし

    ドレインパンチ

    ビルドアップ

    ちょうはつ・・・害悪ポケモン対策

努力値 H252B252余りA(これもDorSに振っても良い)

性格 わんぱく

特性 まけんき

タイプがポケモン史上最も美しい格闘・ゴーストを持つこのポケモン。このポケモンが採用されたのはシーズン終盤で結構遅かった。それ以前はこの枠にスカーフ水ロトム、珠パーモットが採用されていたが、鉢巻カイリューにボコボコにされてしまうため、特にノーマル・格闘の一貫を切るために採用された。中盤あたりから激増したポケモンで、使って見ると、信じられないほどの活躍をしてくれた。特性に関しては、この環境だと、やるきか負けん気のどちらかだが、基本的に催眠対策は後述するエーフィに一任していたので、今回は威嚇にも強い負けん気の採用になった。他にも、ドラゴンの物理(今回ではボーマンダやガブリアス)が良く止まりがちなアーマーガアに対してほぼ一方的に強くでれる、という点が非常に良かったと思う。大半の物理ポケモンを耐えてから起点にし、そこからドレインパンチやふんどのこぶしで全抜きするといった事が出来る。テラスタイプは本当はゴーストじゃない方が良いと思いますが、自分はテラピースで変えるのも面倒でしたし、ふんどのこぶしの威力を底あげ出来たら良いかな、と思った。きつい相手はサーフゴーをはじめとする、特殊で弱点ついてくるポケモンでした。後は、地割れ連打してくるヘイラッシャがでた場合は、30%をよける事をお祈りしていましたw


Ⅲ.キラフロル@ふうせん
 タイプ:いわ・どく テラスタイプ:くさ

技構成 パワージェム・・タイプ一致

    だいちのちから・・・鋼打点

    エナジーボール・・・ヘイラッシャをはじめとする水打点

    ステルスロック・・・場作り

努力値 H252B196C48S4余りD

    ドラパルトA特化鉢巻テラスドラゴンアロー2連続最高乱数以外耐え

    マスカーニャA特化鉢巻テラストリックフラワー急所確定耐え

性格 ひかえめ

特性 どくげしょう

起点作成と言えば、これっていわれるようになったポケモン。良くも悪くもイメージがはっきりしている分、それに弱いポケモンを初手にとても呼びやすい欠点を持つ。一般枠では初のいわ・どく複合タイプであり、C種族値も130あることから、そんなに特攻に努力値を回さず、耐久に回す事で最低限の耐久力を確保できるのだ。特に水ロトム、ジバコイルが初手にほぼ出てきたイメージしかない。一応、それぞれに打点はあるが、特に水ロトムに関しては、一応無振り同速ミラーを意識してSに4振ったがほとんど活きた事は無かった。ただ、普通のCSキラフロルでは、ドラパルトはもっときつかっただろうし、耐久が素晴らしいほど高いというわけでも無いため、今期はこのような努力値に振って良かったと思う。技構成に関しても、キラフロル自身かなり技範囲が広いので、どの技を採用するかは、凄く迷った。僕は、パワージェムとエナジーボールを確定させていて、ステロを除くあと1枠をどうするかで悩んだ。ヘドロウェーブ、マジカルシャイン、だいちのちからなどの候補が挙がるのだが、キラフロル自身が先述の通り、初手にジバコイルや水ロトム、をはじめをする水および鋼タイプをめちゃくちゃ呼んでしまうので、それを返り討ちにするために、だいちのちからを採用する事を決めた。


Ⅳ.ガブリアス@こだわりハチマキ
タイプ:ドラゴン・じめん テラスタイプ:はがね

技構成 げきりん

    じしん

    アイアンヘッド

    いわなだれ・・・多分他の技に変えても良かったかも??

努力値A252S252余りD

性格 ようき

特性 さめはだ

600族最強候補の一角のポケモン。やはり、ガブリアスはSVでも強かった。A130とS100族をわずかに上回る102族、そして耐久力がすべて高い次元で確立されたあまりにも有名な元レートの守護神。持ち物は色々あるが、今期は皆メガネやらハチマキなどといったこだわり系の所持率も高いような気がした。では、ガブリアスにハチマキを持たせたら強いではないのか、と思ったので、採用する流れになった。この枠はかつてはラムボーマンダがいたのだが、まずこのありえないほどの天然環境のせいで物理の積みが中々通りにくい、という欠点が大きかったので、途中で入れ替わる形になった。ハチマキの火力は凄まじい!!HPがゴリゴリ削れる!!ラム、ゴツメ、オボンと今期だけで沢山の型が開拓されたので、今後また別の型で採用してみたい。そしてボーマンダをまた活躍させたい・・・


Ⅴ.エーフィ@きあいのタスキ
タイプ:エスパー テラスタイプ:エスパー

技構成 サイコキネシス

    シャドーボール

    マジカルシャイン・・・ドラゴン打点

    でんじは・・・ふいうち透かし

   *パワージェムも採用

努力値 C252S252H余り

性格 臆病・・・ゲンガ-との同速に勝つ為に必須

特性 マジックミラー

人気ポケモンブイズの一角。ブイズ使いたいな、って思ってたので、採用されたのがエーフィでした。S110は現環境ではかなり速く、大体何かしらの仕事が出来ると思って採用しました。特性マジックミラーは変化技を跳ね返す壊れ特性なので、面倒なあくびやキノコのほうしなどもシャットアウトにする事もできるのだ。その点ではサーフゴーの黄金の体にも引けをとらないと思う。Cも130あるため、600族のガブリアスくらいの耐久ならサイキネ+マジシャで落とせる事が可能なので、非常に強かったと思う。1個変化技を採用した理由は、主にドドゲザンのふいうち透かしに用いたり、麻痺にする事でワンチャンスをつかみにいけたら良いな、と思った。電磁波は正直あくびでも良かったかもしれない。あいての居座りを防ぐ事は大きい事であるからだ。技範囲を広くする事で、サザンドラを上からカモれたり、サーフゴーにもスカーフ以外なら勝てる点は評価すべきである。ただ、物理耐久はペラペラなので、物理で弱点が突けないハッサムはおとなしく引くか切ってしまう、なんなら選出しない方が良いまである。


Ⅵ.ドドゲザン@とつげきチョッキ
 タイプ:あく・はがね テラスタイプ:はがね

技構成 ドゲザン

    アイアンヘッド・・・フェアリー打点

    かわらわり・・・ミラー対策

    ふいうち

努力値 H252A252余りS(50族ミラー意識)

性格 意地っ張り

特性 そうだいしょう

新たに追加されたキリキザンの進化系。技構成は非常にテンプレ型で奇をてらってはいないが、シンプルに使いやすいものとなっている。元々ドドゲザンは特性負けん気で採用していたが、コノヨザルの加入とともにまけんきがかぶるので、そうだいしょうに変更になった。技構成もけたぐりを採用している人もちらほらいた。悲しいかな、ドドゲザンの特化のかわらわりではミラーのドドゲザンをワンパンできないのだ。おまえ硬すぎだろ・・・ 後は、悪タイプが環境がかなりゴーストよりでもあったので、そのメタとして活躍してくれた。ただ、元々役割対象でもあったサーフゴーがほとんど全員きあいだまや格闘テラバーストをしたりするなど、逆に返り討ちに遭ってしまうことから、サーフゴー相手に中々出せなかった事が悔やまれる。ここは自分のプレイングの問題でもある。あと、大半のドドゲザンが同速ミラー対決意識のS振りのいたちごっこが横行していた気がする。来期はどうなるだろうか・・・苦手はポケモンは格闘タイプ持っているポケモン全員である。特にコノヨザルはただ起点でしかないので、さっさと引くべきであろう。

 

選出ルート

①カイリューがいる場合・・・キラフロルで初手ステロを撒きに行くorコノヨザル@2

②サザンサーフゴー・・・フラージェスorドドゲザン@2

③キョジオーン、ウルガモス・・・フラージェス@2

④ゲンガー、クエスパトラ・・・エーフィ@2

重かったポケモン

・マリルリ・・・普通に厳しい。正直コノヨザルがテラスタイプ切ってビルドを積まな   いと、重い。

・サーフゴー:パーモットからコノヨザルに変えた途端、選出がきつくなった。

最後に

皆さん、最後まで読んでいただき誠にありがとうございました!!他の方が皆上位で結果を残されているにもかかわらず、3桁に行かなかった者が構築記事を公開するなど、大変おこがましい事ですが、これだけは言わせてください!!

フラージェスは決してニンフィアの劣化などではない!!
今月は大学のテスト等で、上位に狙えなさそうですが、シーズン3以降はまた上位目指して頑張ります!!また、対戦していただいた方、ありがとうございました!!

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