こんにちは、ポケモンコーサツです。
今回は、シーズン1のランクバトル（ランクマッチ）の環境を振り返り、まとめた記事を作成しました。
S1の環境は、「対面性能の高いポケモン」「受け・クッション系のポケモン」「火力の高いポケモン」の3すくみの中、それらに全対応でき様々なポケモンに対して有利を取れるカイリューが環境の中心という形になっていました。
そんな中で、上位構築では、「カイリューを使う」側と、「カイリュー以外でカイリューなどのドラゴンタイプを対策する」側に分かれた形になりました。
特に、ステルスロックは、カイリューの長所である特性マルチスケイルの対策として有効であることから、ステルスロックの活用がカギとなりました。一方、あつぞこブーツを持たせたカイリューを使用することでステルスロックを対策する構築も見られました。
カイリュー
カイリュー自体の型が豊富で、テラスタルとも相性が良く、技・特性・数値の全て強い。
鉢巻型、竜舞羽休め神速型、炎の渦アンコール型などが存在。
カイリューの上位構築集計・サンプル育成論はこちら↓
サーフゴー
補助技を絡めたサイクルに強い。
サーフゴーの上位構築集計・サンプル育成論はこちら↓
ガブリアス
明確に不利を取る相手が比較的少なく、電気の一貫を切れる環境に数少ないスペックの高い地面枠。
対ドラゴンで有利を取れ、ドラゴン受けに対してもテラバーストが一貫するフェアリーテラスタルが流行。
また、ステルスロック要員としても活躍。
ドドゲザン
タイプ上ドラパルトに強い。 他 2 匹で削って（剣舞）不意打ちの一貫を作る動きが強力。また、アタッカー型のほかに、電磁波ステロ型も存在。
セグレイブ
タイプ・数値・特性・技範囲が優秀な 600 族。あらゆるタイプのテラバーストを考慮すると誰も受からない。 また、カイリューに強く、氷柱針でマルチスケイルも貫通できる。
持ち物の候補は、タスキ、ダイス、鉢巻、珠、チョッキなど多岐にわたる。
構築タイプは、対面に寄せたものと、テラスタルを相手に切らせてからどうこうしようとするものに二分。
ミミッキュ
行動保証を活かし、アタッカー型のほかスカーフトリック型など多彩な型が登場。
サザンドラ
上位のサザンドラは、崩しの役割を持つ型が多い。眼鏡型のほか、たべのこし型などが見られた。
水ロトム
タイプと特性による優秀な耐性に加えてフェアリーテラスタルを考慮すると、これらすべてに一貫する打点を持つドラゴンがほぼいない。また、カイリューが不利を取る天然勢に強い。
カイリューの下からボルトチェンジを打つことで、マルチスケイルを潰しながら有利対面を作ることができる。
ゲンガー
速い素早さと高火力、道連れ・催眠術・アンコールなど豊富な補助技、広い技範囲とタスキによる行動保障が強力で、終盤の上位環境で流行が見られた。
コノヨザル
タイプと数値が優秀で、セグレイブ・ドラパルト・マスカーニャ・ガブリアスなど幅広い相手に対してテラスタルを切らず安定して展開できる。
型の匿名性があり、ステルスロック型のほか、オボンの実や電気玉を投げつける型も存在。
デカヌチャン
タイプと技（叩き落とす / 電磁波 / アンコール / ステルスロック）が強い。風船を持たせることでより安定感が増す。
型破りで黄金の体も貫通して補助技を打てる。アンコールが強い。
剣舞ドドゲザン+カイリュー
・ カイリュー+@1 で荒らしてドドゲザンの剣舞不意打ちの一貫を作る。
カイリュー+サーフゴー
・ 強い+強い=強い。
・ 互いに型が豊富。
羽休めカイリュー+鉢巻ガブリアス+ドドゲザン+サーフゴー
・ 対面的な動きとサイクル的な動きの両方ができ、幅広い並びに対応できる。
ステロ+カイリューor ドドゲザン
・ ステロを撒いてカイリューを通す。
・ 天然意識で崩しのポケモンがいる。
ステロ撒きに強いポケモン+対面駒で殴り勝つ
・ ステロ撒き+カイリューへのメタ。
ウォッシュロトム or ヒートロトム+ミミッキュ
・ この 2 匹に一貫する打点を持ったドラゴンタイプがほぼいない。
・ ロトムのフェアリーテラスタルやミミッキュによってドラゴンの一貫を切ることで、相手視点択にさせることができる。
・ ロトムでカイリューの下からボルトチェンジしてマルチスケイルを潰しながら有利対面を作ることができる。
前期はカイリューを環境の中心とし、それを活かすまたは対策する方向でメタが回ったシーズンとなりました。
カイリューの活用や、カイリューを含めた構築への対策が今期のカギとなると考えられます。
上位構築のまとめ記事も作成しています。よければご覧ください。
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